先日、何気にニュース記事を見ていたらこんな言葉が目に飛び込んできました。
バラマキメガネ
ネットでもかなり話題になっている言葉でしたので、思わず検索してみたところ、現在の日本の首相である岸田首相のことだとわかりました。
なんとなくあまり良い意味での言葉ではないな、とは感じました…
この記事ではそんな岸田首相の
・バラマキメガネという名前の由来
・岸田首相はなぜバラマキ外交をするのか?
といったことについて、掘り下げていきますね!
バラマキメガネの名前の由来は?
引用元:自民党公式サイト
「〇〇メガネ」という言い方は、今も昔も人をからかう時に使う言葉です。これは言い換えると『メガネの人に対して付けるニックネーム』でもあるわけですね。
岸田首相もまさにその一人ですので、バラマキメガネというニックネームもおそらくは彼に充てられたものだということはなんとなく察しがつきますよね。
じゃあ、なんでバラマキメガネなの?ということですが、これは文字通りバラマキ外交をし続ける岸田首相を揶揄する人たちが作った言葉のようです。
そして、この言葉が生まれたのはこんなニュース記事からのようですよ。
「バラマキメガネなんとかしろ!」事業者破綻、全国で給食ストップ…その頃、岸田首相は海外に2兆8000億円をポン
全国で給食業務を展開している会社が破綻、各地の学校などで給食がストップする事態となっている。 この会社は広島市に本社がある「ホーユー」。学校給食や官公庁の食堂、病院など全国で約150施設に食事を提供していたが、その半分程度で営業を停止している。
材料費の高騰に対する公的な補助金制度はあるものの、申請してもその額が見合ったものではなく、申請にも手間がかかるとして、申請していないといいます。
コロナ禍で多くの食堂が休止、あるいは大幅な売上減となるなか、2022年11月期の年間売上高は15億3000万円にとどまりました。帝国データバンクによれば、負債は16億7000万円で、ホーユーは近く裁判所に破産を申し立てる予定です」(週刊誌記者)
引用元:Yahoo!ニュース
SNSでは、 《給食業者がつぶれたのは、委託料をあげるのを出し渋った、自治体、官公庁、学校、しいては給食の値上げに反対する保護者 自業自得なので困ったからといって怒るのは筋違い》 《物価高に対応する価格転嫁が出来ず、役所、学校など応じなかったと思う。
「岸田文雄首相は、ASEAN(東南アジア諸国連合)首脳会議に出席するため、9月5日からインドネシアを訪門しています。現地で開かれたフォーラムでは、ASEANとの協力計画で約2兆8000億円規模の交通インフラ整備をおこなうことを発表しました」(同) SNSには、 《ばらまきメガネ。物価高対策しろや!》 《給食の停止は止めたれやなぁ…自国のゼニ(税金)他所様にばら蒔く前にやることあるだろうがバラマキメガネさんや》 などの声が。
引用元:Yahoo!ニュース
う~ん…確かに自国の困窮への対応が薄く、海外への投資をあっさりとしてしまうような岸田首相の言動。
これを知れば、誰でもこのような反感感情を抱いたり、ネガティブな言葉をぶつけたくなる気持ちはわかりますよね・・・
ちょっとここで気になることが出てきました。そもそも岸田首相はどれだけのバラマキ外交をしているのか?知っているようで意外と知らないモノだったりしませんか?
なので、次の章でこれまでに岸田首相が行ってきている具体的なバラマキ外交について触れていきます。
バラマキメガネと言われる岸田首相がバラマキ外交する理由って何?
政治においてとても大切な要素の一つが【外交】です。
そして日本が国際社会の中で自国の安全確保と繁栄をして行き、自国民の生命と財産を守ることのためには外交は必要不可欠なものです。
つまり、他国の利益と自国の利益のためにも、外交は無くてはならないものなんですね。
しかし、その外交が結果として「バラマキ」となってしまってはダメですし、バラマキ外交だと思われてしまうこと自体にも問題があるわけですね。
では、岸田首相がこれまでに行った「バラマキ外交」と言われる外交政策を少し挙げてみたいと思います。
岸田首相はこれまでに、東南アジアやアフリカなど、約90か国以上に対して公的債務の免除等を行なっています。そのペースと金額はおよそ「数年ごとに数兆円規模」です。
こちらは2023年5月に岸田首相がアフリカを訪れ、ガーナの大統領と首脳会談した時の様子です
3年間で5億ドル。日本円にして約725億円になります。
日本政府はこれまでも発展途上国へ向けた援助【ODA(政府開発援助)】を行なってきてるんですね。
そしてこちらは日本政府がこれまでにODA提供をした額の推移グラフです。
引用元:外務省プレスリリース
岸田政権以降、特にウクライナ侵攻開始後から急激に拠出額が増えていることがわかります。
なぜ岸田首相はバラマキ外交と言われるようなことをし続けているのか?
こちらについてですが、もちろん、必要性のある提供自体は全く否定する理由は無いですよね。
しかし、なぜバラマキ外交と言われてしまうのかというと、私works的には次のように捉えています。
~works的考察~
①国民に対する岸田首相の説明が足りていないため
②マスコミによる切り抜き報道
③日本国内への手厚い保障等の圧倒的な足りなさによる国民の反感
①国民に対する岸田首相の説明が足りていないため
普通に考えれば、何の利益もなくただお金をバラまいている理由などどこにもありません。
そして支援や投資をしている以上はなんらかのリターンを見越していると考えるのが自然ですよね。もしもこれを一切考えずに政治を行なっているとしたら本当に日本は終わってしまいます(笑)
なので、こんなことはまずあり得ないと考えるのが自然でしょう。しかし、そう見えてしまう要因の一つが岸田首相の説明不足にあると感じています。
これまでに行ってきたODA等の殆どは国内審議を経ず、岸田首相の一存で行なってきています。タイミング的に事前に説明できないことのあるのでしょう。
でも事前あるいは事後に国民に対し納得のいく説明をすればいいだけのことなんですけどね…
②マスコミによる切り抜き報道
マスコミという立場上、国民の感情を煽る事もその仕事の一つというもの。
だからこそ、首相の良い所は切り、悪い所ばかりを寄せ集めて報道するスタイルを続けていることで、それを目にした国民が岸田首相に対しネガティブなイメージしか抱けなくなるのもわかりますよね。
③日本国内への政策の圧倒的な足りなさによる国民の反感
岸田首相はこれまでにも何度も日本国民に対し増税を課したり、不況から抜け出せない状態の継続、防衛費の増額による支出など様々なマイナス政策と感じられることをし続けています。
その一方で「異次元の少子化対策をする」「賃上げ」「新しいエネルギーへの転換」といったものを実現させると言いながらも、国民がそれを実感することがなかなかないのが現現状ですよね。
海外への支援や投資は確かに大切な事なのですが、その【順序が逆】なんですよね…
まず目に見える圧倒的な日本国内への対応。その次に海外。
いつまで経っても国内への手厚い対応が見えないから
バラマキメガネなんて言葉がトレンド入りしちゃうんですよ。岸田さん…
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