巨人ことプロ野球・読売ジャイアンツの原辰徳監督が、今季シーズン限りで監督を退任すること報道されました。
そしてその後任として同チームのヘッド兼バッテリーコーチの阿部慎之助さんが新獲得に就任することが決定しました。
原監督は通算17年以上という長きにわたって巨人の監督としてチームを引っ張って来られた方です。
この記事ではそんな原監督の
退任理由3選!
なぜ人気満了を前に退任するのか?
こちらについて触れていきますね。
巨人・原監督の退任理由3選!
引用元:毎日新聞
プロ野球に詳しくない方であっても『巨人=原監督』というイメージが強い方は多いのではないでしょうか?
それもそのはず。過去、読売ジャイアンツ(巨人)の監督をしてきた歴代監督の中では長嶋茂雄・元監督の15年を抜き、
原監督が歴代最長17年だからです。まさに【巨人の顔】といっても過言ではないわけですからね。
巨人・原監督の退任理由その1~チームの成績不振?~
原監督は巨人の監督就任後からこれまでにセ・リーグでの優勝が合計9回、セ・パ制覇の日本一に3回も達成させてきました。
しかし、2021年~2023年までの3年間はセ・リーグ優勝を果たすことができず、2年連続で4位となってしまいました。
これにより日本一を決めるCS(クライマックスシリーズ)への出場権も無くなり、日本一へのチャンスも逃してしまいました…
以下のことは一般社会においても同様の事が言えると思いますが、与えられた地位で貢献できない状況を続けていけるほど会社も団体も余裕はありません。
つまり、任された地位に対する期待に応えられなけば、その座を降りることも求められるのは至極当然だと思います。
これはサラリーマンであってもアスリートであっても何でも同じですからね…
巨人・原監督の退任理由その2~年齢や身体的理由・その他~
甘いルックスと、見た目の若さが特徴的な原監督ですが、2023年10月時点では既に還暦を超えて65歳になります。
いくらこれまでにプロ野球選手として活躍してきたとはいえ、70歳手前の年齢であることによる身体的な衰えだけでなく、
大きなプロ野球チームのTOPを任されているプレッシャーや誹謗中傷なども計り知れない事だと思います。
特に、誹謗中傷などの精神的なダメージはかなりあると思いますね。実際にネットを調べてみると分かります
引用元:Yahoo!Japan
SNSには《原辰徳解任まだですか?》
《原さんもう限界だろ 頼むから辞任してくれ》《去年も負けてまさかの続投で今年もこの戦い…作る、育てるも出来ないし毎度坂本、菅野頼みの原さんじゃもう戦えない。早く辞任会見して下さい》
といった書き込みが多数ある。
引用元:smart FLASH
なんでしょうかこれは。たった一人の人間をここまで追い込むほど、原監督を叩いている人はエライのでしょうか…
今、ネットによる誹謗中傷が大きな社会問題になっています。事情はどうあれ、こういったことは絶対にやめましょう。
同じくアスリートに対する誹謗中傷で苦しんだ過去のある男子バレーの西田有志選手の記事が読まれています
巨人・原監督の退任理由その3~チームに新しい風を起こすため~
引用元:朝日新聞デジタル
通算17年もの長い間、巨人の監督として貢献して来てくださった原監督。その功績は本当に素晴らしいものだと思います。
ただ、近年の巨人の成績をも含めて考えると、やはりそろそろここで巨人に新しい風を吹き込みたいという気持ちあるのではないでしょうか。
巨人はこれまでに原監督から【高橋由伸選手兼監督】という、新しいスタイルを取り込んだこともありました。
しかしその後は、原監督再就任という形で現在まで続いています。このような新しいスタイルや風を起こすためにも、
そろそろ原監督の退任…という、良いタイミングだったのかもしれませんね。
巨人・原監督はなぜ任期満了前で辞めるのか?
今回の発表で少々気になったのが『なぜ任期満了を待たずに退任するのか?』でした。
こちらについてなのですが、翌年の任期満了前に退任する事に対して、SNSでは…
やはり気になっている方も多いようですね。ただ、監督は仮に任期前であっても退任はできるようです。
そしてなぜ任期満了前に辞めるのか?についてですが、こういった見解があるようです。
球団は来季創設90周年の節目を迎える。2020年以来遠ざかっているV奪回は至上命題となり、まして3年連続Bクラスの屈辱だけは避けなければいけない。ここで思い切ってチームカラーを変える必要があり、首脳陣も一新、後任には阿部慎之助ヘッド兼バッテリーコーチの内部昇格が有力視されるなど、若い力にチーム浮上を託すことになった。
引用元:cocKARA
こちらにもある通り、ジャイアンツは2024年に球団創設90周年の節目になること。
また2023年現在、巨人はセ・リーグでは2年連続で4位でありBクラスに属していることから、
来年はこれをなんとしても避けることを考えると、低迷中の状況を一新したいという球団側からの要望から
今回の、原監督への退任通告等があったのでは?と推測します。
しかし、原監督は結果として巨人史上最長の監督在任記録と歴史を作って下さいました。そう考えると、もう十分にその役目を果たされたと思います。
まずは長い間、本当にお疲れ様でした!
そして原イズムを継承する阿部慎之助新監督が必ず原監督以上の成果を出してくれると信じています!
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